おたくの田んぼ

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劇場版ラブライブサンシャイン考察メモ殴り書き

劇場版ラブライブサンシャインの個人的考察ポイントをメモ代わりに殴り書きしておきます。思いっきりネタバレなので注意してください。基本的にはすでにTwitter(ふせったー)で言ったことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・自分に答えを出せた者だけが見える例の羽、今回鹿角理亞が見た羽はピンクだった事から羽の色は「答えを導くのに最も影響を与えた人物」が関わってるのでは?2期7話で千歌が見た羽の色が無色から青に変わったのにも理由が付く?ちなみに収録巻のジャケ写は渡辺曜。曜は2期6話、7話では目立った活躍はない。なぜジャケ写になったのか。それはそういう事?

 

 

 

・「僕らの走ってきた道は・・・」で2期13話で閉じた幕が開く演出を初めからではなく(確か)ラスサビの入りに持ってきたのが個人的にはツボ。wkwk感がより一層高まる。

 

 

 

 ・6人体制での初ライブで3年生が1番サビ終わる前に立ち去り、「最後」まで見届けなかったのは3年生の中で9人だった頃のAqoursを終わらせない為だとは思うんです。この9人だった頃のAqoursを「終わらせない」という状態は残りの6人が持っているであろう9人だった頃のAqoursは「決して消えない」という感情とは根本にある何かが違うと思うんですよね。

 

 

・6人体制での初ライブでなぜ2番から9人体制になったのか。あのパートは現実ではなく9人だけしかいない、概念の世界である事は確かである。前述した「3年生は9人のAqoursを終わらせていない」という所も関わっているような?

 

 

 

 

・なぜSaint Aqours Snowの新曲は劇中で無かったのか。結論から言うとこれは「姉への想いを断ち切って前に進んだ事の何よりの証拠」だと思うんです。その理由の前に1つ言いたいのがラブライブサンシャインという作品にはそこには存在してない「概念」のパートが存在していると思います。あくまで現実ではないので世界線上には存在していない、夢の中の様なパート。まさにSaint Aqours Snowの新曲はこれであると思います。ルビィも、理亞も劇中で姉への想いというか未練を完全に断ち切ったから。イタリア渡航中に姉を見つけて飛びついたり、強調するかの様に「おねぇちゃぁ……」と呟いたり。未だに姉との活動時代の呪縛に縛られていた理亞の描写などから2人が成長したと思われていた2期8話9話の時点では完全に成長出来ていなかった事が分かります。そんな中で映画内での出来事を経て2人は完全に姉の力を借りずに進む事が出来た。SaintSnowというグループは理亞の願いを叶え、そして彼女の中に残り続ける。Aqoursも同じ。新体制となり新たな一歩を踏み出した。だからこそ11人のパフォーマンスは現実では無く2人の中に共通して生まれた「概念の中の出来事」という位置づけなのでは?もし11人でのパフォーマンスが現実だったらそれは新たな一歩を踏み出した2人への最大の皮肉になると思う。2期12話で見られた「また一緒に歌おうね」という言葉があるのだけが引っかかるんですけどねぇ……

 

〜余談〜

もしも歌詞の内容が「今まで支えになった人への感謝と決別」みたいな内容だったらそれはもう。

 

 

・今回の映画って成長する側の苦悩だけじゃなく見守る側の苦悩も大きなテーマなんですよ。鞠莉ママは娘を愛してるが故にいらない事をしてしまう。娘からしたらそういう所はまだ分からないと思うんですよね。親心っていうか。僕は親になった事ないけど。現代社会の問題の1つでもある毒親ってテーマを持ってきたのはなかなか重いなぁって。聖良さんだってあの人どんな時も冷静というか、やっぱり姉という立場上どんなときも最善の判断を出来るような人じゃないですか。そんな人が妹にとって一番屈辱的な提案をしてしまう。それぐらい妹が大事だし、冷静な判断が出来なくなる程彼女自身も悩んでたんだよなぁって。彼女が一番理亞ちゃんを見守ってた人だからその案が妹にとって何の為にもならないし、逆に追い詰めるんだって分かってるはずなんですよ。劇中の描写を見る限り自分がスクールアイドルを辞めてからはなるべく理亞の活動は陰から見守るのに専念してたんですよね。それでいよいよヤバいと思ってのこの判断ですから。

 

 ・「Next SPARKLING」でエンドロールに入る前、動いているAqoursが確認できる最後のカット、振付は中心を向いた円陣の様な状態から1人ずつ外へ向かって手を伸ばす振付。これは始まりの曲である「君のこころは輝いてるかい?」の歌い出しの振付と反対である。Aqoursの始まりと終わりを明確に表す演出。

 

 

・「僕らの歩んで来た道は……」の途中で挟まれる駅でのカットに3年生はいない。

 

 

・「Next SPARKLING」の衣装、翼が左だけなのが曜、千歌、花丸、右だけなのがルビィ、梨子、善子。両方あるのが3年生。